事業計画書の作成|飲食店を開業するまでにやらなければならないこと Vol.3
投資を必要とする事業を起業される方には、資金調達のためにも事業計画書は非常に大切です。事業計画書の作成でポイントとなる売上高について、その計画方法を解説したいと思います。
飲食店を開業する上で、店舗のデザイン性や顧客動線など内装には特にこだわりたいもの。しかし内装業者選びには想像以上に時間がかかります。依頼する際は、次の4つのポイントをおさえておきましょう。
飲食店を開業する上で、店舗のデザイン性や顧客動線など内装には特にこだわりたいもの。しかし内装業者選びには想像以上に時間がかかります。
良い物件に出会った後で内装業者を探していては、開店時期を逃してしまう可能性もあるため、依頼する際は、次の4つのポイントをおさえて早めに選定するようにしましょう。
まずは設計事務所と施工業者の違いを理解しておきましょう。設計事務所は、店舗の設計やデザインを専門に行います。一方の施工業者は、店舗の設計やデザインは行わず、施工管理を中心に行います。
どれだけ素晴らしいデザインが出来上がっても、施工会社にデザインを形にするスキルがなければ理想とする飲食店をつくることはできません。設計と施工を手がける業者を探し、依頼準備を進めていきましょう。
施工業者の場合、設計から工事までスムーズに進めることができるため、無駄な時間やコストをかけずに開業したい方には特におすすめです。
決められた予算の中で堅実に内装を決めたいのか、とにかくデザイン性にこだわりたいのか、スケジュール重視で進めていきたいのか等、どこを重視して開業計画を進めていくのか、あらかじめ明確にしておきましょう。
重視する内容によって、必然的に対応できる業者は絞られてきます。自分たちが重視し求める対応だけでなく、プラスαの提案をしてくれる業者を選ぶと安心です。
ホームページや資料を参考に、どのような飲食店を手がけてきたのかを確認してみましょう。
好みのテイストや仕上がりをみて、依頼できるかをチェックします。実績には様々な飲食店が載っているため、参考になる部分もたくさん見つかるはずです。
どのように施工を進めていったのか、どんな打ち合わせをしたのかなども合わせて確認した上で決めていくと良いでしょう。
施工技術はもちろんですが、飲食店開業に向けての仕事を一緒に進めていく以上、コミュニケーションが取れるかどうかはとても重要です。
メールや問い合わせに対する対応はもちろんのこと、こちらの意図を汲み取りながらヒアリングをしてくれるのか、プロ目線でのアドバイスや提案をしてくれるのか、など細かい部分まで確認した上で、選ぶようにしましょう。
依頼する内装業者が決まったら、スムーズに開業準備を進めていくために下記5点について事前に確認しておきましょう。
物件の場合、借りた時から費用が発生しますが、内装や施工に関する費用はいつ発生するのかわからないことも多いもの。
基本的に費用が発生するのは、契約後になります。契約後、追加の工事をしたり構造や予算の関係で工事をやめたりした場合、最終精算時の費用が変わります。
設備投資やスタッフの雇用、什器の準備など様々な準備と支払いに追われるからこそ、いつ支払いが発生するのかをあらかじめ確認しておきましょう。
予算をもとに、どこにどんな物件を借りるのか、どのくらいの規模の飲食店をつくるのかを決めていきましょう。
物件選びに必要なのはもちろんですが、希望を事前に伝えることができれば予算に合わせて内装業者も計画を立てることができます。
仕上がりにも大きく影響するため、詳細に決めておくと安心です。
内装業者を決めて発注するまでにも、打ち合わせや現地調査、内装業者の提案を元に検討、など多くの工程があります。工事内容によっては、その後の施工期間も長くかかる可能性があります。
飲食店を開業する場合、家賃の支払いやスタッフの人件費など、物件を借りた段階から様々な費用がかかり始めます。
施工からオープンまでのスケジュールを綿密に立てられるよう、工事にかかる日程を確認しておきましょう。
居抜き物件を大幅に改装したり、スケルトン物件に新たな内装をつくりあげたりする場合、どのように仕上がるのかイメージが湧きにくいもの。打ち合わせの段階でパースを確認させてもらい、理想の内装に仕上がるように完成イメージを共有しておきましょう。
明確な仕上がりイメージがある場合は、写真や動画を用いて内装業者にしっかりと伝えておくことも大切です。
事前のすり合わせができる上、内容によっては更に品質を上げたりコストダウンに繋げたりもできます。
予算内で施工してもらうためにも、早めの共有が大切です。
商業ビルや地下街など、開業場所によっては幾多ものルールがあります。例えば、関西の某地下街に出店する場合、管工事の種別や電気配線処理、機材搬入の規制、工事ルールや様々なものがありました。
内装業者がほぼ対応してくれるため、詳しく把握できていなくても開業準備は進めることができますが、場合によっては工事期間の延長や開業時期のズレにつながる可能性もあります。
開業後のお付き合いをスムーズに進めるためにも、開業場所の施工ルールはある程度把握しておくと安心です。
『店舗の内装は業者に任せておけばいい』と思われている方も多くいらっしゃいますが、実際に内装を決めていく過程の中では数多くのヒアリングが行われます。
など、何を聞かれても対応できるよう事業計画を立てておきましょう。
投資を必要とする事業を起業される方には、資金調達のためにも事業計画書は非常に大切です。事業計画書の作成でポイントとなる売上高について、その計画方法を解説したいと思います。
特に店舗内装に関しては、ターゲット層やどんな場所に開業するのか、どんなブランディングで競合店はどこなのか、どのような価格設定をして販促も進めるのか、具体的にどのようなサービス内容なのか、などによって適したデザインが変わってきます。
スムーズに打ち合わせを進められるよう、事業計画の中でも詳しくまとめておくと良いでしょう。
飲食店を開業するまでにやらなければならないことは非常に多岐にわたります。当記事では飲食店開業までの代表的なタスクの一例をご紹介させていただきます。
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