飲食店の開業までにやる事12選|代表的なタスク一例まとめ
飲食店を開業するまでにやらなければならないことは非常に多岐にわたります。当記事では飲食店開業までの代表的なタスクの一例をご紹介させていただきます。
飲食店を開業する際の準備の1つとして、物件を選ばなければなりません。設定したコンセプトに基づいた物件探しをしていく事が基本となります。
新築または、以前入っていたお店の内装や設備を全部取り除いた状態の物件の事をスケルトン物件と言います。
スケルトン物件の場合は、内装や設備・飾りつけのデザインなどを徹底的にこだわり抜くことができます。自由度が高く、望んだ「自分だけのお店」の佇まいをそのまま実現しやすいのがメリットですが、デメリットとして、一からつくっていかなくてはならないため初期費用は多くかかることになります。
お店のデザイン案の作成→内装の工事→設備や什器(じゅうき)等の設置という一連のプロセスを経ることになりますから、その分開店までの時間もかかります。
以前入っていたお店の内装や設備が残った状態の物件のことを居抜き物件と言います。
メリットとして、できるだけ費用を抑えて開業させることができます。元からある使える部分をそのまま使ってお店づくりができるので、スケルトン物件よりも初期費用も開店までにかかる時間も抑えられるのが利点です。
元ある内装・設備を引き継ぐのに「造作譲渡料」を払う必要がありますので確認が必要です。
但し、元ある設備をやり直さざるを得ないケースに直面した時(配管をやり直す等)は、スケルトン物件以上の費用が掛かる場合がありますので、ご注意ください。
物件選定のセオリーとしては、お店は通行人の目につき入りやすい場所にあるのが望ましいので「1階でなおかつ道路に面している位置」にあるのがベストと言えます。
当然、人気であるため、必然的に賃料が高くなりがちですし、競争率が高いです。
一方で、目につきにくい位置にある2階以上や地階の物件であれば賃料は比較的安いことが多く、集客面とコスト面のバランスを考えた上でそちらを選ぶという選択肢もあります。
但し、お店が上にあるとつい足が伸びにくくなります。1階の店舗よりは目につきにくく、建物の前を通りかかっただけではどういったお店かわからないので、集客上の工夫が必要となってきます。
例えば、2階以上の店舗の対策として、1階部分や道路から見える店舗の窓に視線を上へ誘導するような「目に留まるもの」を設置するなどの工夫が必要となります。
地階店舗の注意点としては、消防法などの規制が他の階よりも厳しいことが挙げられます。
居抜き物件ならばその問題は既にクリアされていることも多いですが、スケルトン物件でお店を始める場合は特に、法規制への対応にかかるコストも考慮に入れなくてはなりません。
飲食店を開業するまでにやらなければならないことは非常に多岐にわたります。当記事では飲食店開業までの代表的なタスクの一例をご紹介させていただきます。
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